Seesaaブログから移転して、WordPressを始めたわけですが、その一番の理由は自分好みに「簡単に」カスタマイズできるプラグインの存在です。
従来はブログパーツを入れてみたり、少し手の凝ったカスタマイズをする場合はソースを直接いじる必要がありましたが、WordPressの場合はFirefoxのアドオンと同様にプラグインという形でかなり柔軟に、そしてかなり簡単にカスタマイズすることができます。
ということで、このエントリーでは僕がWordPressを始めるにあたって初期に入れたプラグインなどをご紹介。
・Akismet
何千万人もの人に利用されている Akismet (アキスメット) は、あなたのブログをコメント・トラックバックスパムから保護するのに世界で一番のツールかもしれません。
ということでスパムコメント対策に一番のツールかもしれないみたいなので入れてみました。
・Auto Thickbox

こんな感じで画像直リンをポップアップで表示してくれるものです。
・brBrbr
改行が改行しただけ改行したまま改行する
改行の改行による改行のためのプラグイン作ってみました。
デフォルトだと連続改行はエディタ上でやっても、実際の記事では反映されないのですが、これを入れると連続改行も入るようになります。
まさに、改行が改行しただけ改行したまま改行するプラグインです。
・Broken Link Checker
記事内のリンク切れを自動的に調べてくれ、発見するとダッシュボード上、または希望をすればメールでお知らせまでしてくれる優秀なプラグインです。
また、以下のように自動的に取り消し線を入れてくれます。
便利。

・My Category Order

デフォルトのウィジェットで記事のカテゴリーをサイドバーに表示しても、順番は設定できずABC順になるのですが、このプラグインを入れると上記のような順番を自由に設定したカテゴリーウィジェットを配置することができます。
また、以前Seesaaブログを利用していたときはカテゴリーに番号を振って番号の小さい順に並ぶ、という感じだったのですが、このプラグインはカテゴリーの順番をドラッグアンドドロップで設定することができます。すげぇ!
・Newpost Catch

こんな感じで画像つきの最近の投稿を表示することができるウィジェット。
画像はエントリーの中にある一番最初の画像を参照するようです。画像がない場合はちゃんと「No Image」と表示されます。
表示する画像のサイズやウィジェットに表示する記事数なども設定可。
・Picasa Express x2

WordPressを始めるにあたって、僕は画像のアップロード先にPicasaを使うことにしました。
というのも、Google+会員であれば2048×2048以下の画像は無制限にアップロードして良いという太っ腹なサービスだからです。これでサーバーの容量を気にすること無く大量に画像をアップロードすることができます。
さらに、Picasaにアップロードすれば、もしまたブログを移転することになったとしても、画像はPicasaにアップロードしてあるので何も影響を受けないということです。最近は、携帯電話のメールでもGMailを使うようになってキャリアメールを使わなくなったので、いよいよMNPで番号を持ち出せる今キャリアを変えることに何も影響が無いのと同じ事です。
そこで便利なのがこのプラグインです。Seesaaの時はいちいちPicasaへ行ってリンクを作って、編集画面で貼り付け…というちょっと面倒なルーチンワークをしていたので、あまりPicasaは利用しなかったのですが、このプラグインはWordPressの記事編集画面で直接Picasaにアクセスし、画像を貼り付けることができます。
PicasaへのアップロードはiPhoneからはアプリを使えばできるし、パソコンからもドラッグアンドドロップでできるので、かなり便利です。
・Revision Control
WordPressには記事を編集している時に自動的に保存し、もしブラウザがクラッシュしても復元できる、という機能(リビジョン)があるのですが、これが便利でありながら少し曲者で、自動的にやってくれるのいいのですが、無尽蔵にやるためデータベースを圧迫してしまいます。
そこで、このプラグインはリビジョンの保存回数の制限の設定を簡単に行うことのできるものです。
・Similar Posts

このように記事の最後に「関連記事」を自動的に表示してくれるプラグインです。
関連度の判定は「タイトル」「タグ」「本文」の3つの要素から決めているようです。
そして、この3つの要素の配分は自分で設定することができます。
僕は、本文60%、タイトル25%、タグ15%の設定しています。
関連度の判定に関しては上記のスクリーンショットのように上々な感じ。
・Simple Tags

Seesaaブログから移行してきて、困ったのはタグでした。
タグも出力したはずなのですが、移行されずに…。
ということで、Simple Tagsというプラグインを使用してみました。
これは、予め付けて欲しいタグを設定しておき、その設定した単語がタイトルや本文にあらわれていたら自動的にタグをつける、という大変便利なプラグインです。
そして、またこれの良いところは過去の記事に対しても一括してタグを付加してくれるところです。
僕はこれを利用して過去の記事に一括してタグを付けました。
・SyntaxHighlighter Evolved

このように、ソースを綺麗に表示するためのプラグインです。
既存のブログサービスだと、ソースコードを綺麗に表示するのに多少の手間がかかりましたが、WordPressではこのプラグインをインストールするだけで、上記のような美しくシンタックスカラーされたソースコードを記事に貼り付けることができます。
記事に入れるときは、[表示したいソースの種類]〜[\表示したいソースの種類]のように簡単なタグで囲むだけです。
・TinyMCE Advanced

WordPressのデフォルトの記事エディター(ビジュアルエディター)は機能も少なくお世辞にも使いやすいとは言えません。
特に、国内のブログサービスを使っていた方はそう感じるはずです。
そこで、おすすめしたいのがこのプラグインです。
豊富な機能を提供するだけでなく、アイコンの位置などをカスタマイズすることもできます。
・Ultimate Google Analytics
アクセス数などはそんなに気にしないのでSeesaaブログを利用していた時も高機能なアクセス解析ツールがありながら、ほとんど利用していなかったのですが、とりあえず導入してみました。
WordPressにはアクセス解析ツールが入っていないので、外部ツールとしてGoogle Analyticsを利用できるようにするプラグインです。
・WP-DBManager
ブログサービスを利用していたときは信頼性の高いサーバー管理をしてくれていたと思いますが、WordPressは自分が管理するサーバー上に置くので、誤ってデータを破損させてしまうかもしれません。
このような時に役立つのがこのプラグインです。
このプラグインを使用することで面倒なデータベースのバックアップを簡単に取ることができます。
・WP-PageNavi
上記のようなナビゲーションを入れることができるプラグイン。
WordPressのデフォルトだと「←古い投稿」と表示されるだけで、あと何ページあるかなどは表示されません。
このプラグインを入れることでユーザビリティを改善することができます。
・WP Multibyte Patch
WordPressを日本語環境で使用する時の不具合を解決するためのプラグインだそうです。
最初から入っていたので有効化してみました。
・WP Social Bookmarking Light

今やどのブログにもある、上記のようなソーシャル要素をブログに入れるためのツールです。
対応しているサイトも多く、便利です。
また、設置もラク。
・WPtouch

このプラグインの存在もSeesaaブログからWordPressに移行した理由の一つです。
Seesaaブログはいち早くスマートフォン向けに対応したのは良かったのですが、デザインがかっこ悪く、また常時あの邪魔な広告バナーが下に出るというクソ仕様でした。
一方、このプラグインはデザインが非常に洗練されており、使っていて気持ちがいいです。
また、このプラグインはインストールするだけで何も設定をすること無しにスマートフォンにも対応できるというスグレモノ。
・WSA Favicon

いわゆるこれを設定するためのプラグイン。
通常は何かしらソフトを使って*.icoファイルを作る必要がありますが、これはPNGファイルなどをアップロードするだけで、自動的にリサイズからFaviconの設定までしてくれるプラグインです。
ラクすぎる。
ということで、以上がWordPressを始めるにあたって僕が入れたプラグイン一覧です。
とりあえず、この環境で現状は満足しています。
まだまだWordPressは分からないことが多いので、「こんなの使うと便利だよ!」なプラグインがあったらぜひ教えて下さい!